家族向けの新聞をつくって使っています。誕生日には「号外」も出せます笑。読者が家族だけなので、わが家のお祝いが堂々と一面の大ニュースになります。
この号外で考えたのは、いつもの新聞から、何を主役に入れ替えるかでした。お祝いの言葉を足すだけでなく、最初に目に入る記事や、その周りに置くものも変えています。
ここでは、手元の実装にある、号外の紙面切り替えの仕組みを紹介します。
先に「この記事を主役にする」と決める
記録を残す通常の新聞では、過ぎた日の出来事の記事を選んで主役にできます。その記事を指す情報を、本文とは別に持っています。実装上の名前は leadId。どの記事を大きく扱うか、という編集上の指定です。
号外でもこの仕組みを使い、お祝いの中心になる記事を主役にします。その横には、主役とは別の記事を一本、脇記事として選べます。同じ記事を両方に指定することはできません。まずどの話を読んでほしいかを決め、それを中心に組む形です。
たとえば、架空の「家族の誕生日号」なら、主役はその人についての記事、脇記事はお祝いの準備の話、といった組み方ができます。これは構成を説明する例で、実際のわが家の号外や家族の反応を再現したものではありません。
お祝いの日には、載せない欄も決める
普段の新聞には、週間予定や本日の案内があります。でも、この号外の構成には載せていません。その場所を、お祝いの大見出しや記事に使います。
いつも載っているから、今日も全部載せる。そうすると特別な紙面をつくったつもりでも、読む入口は普段の予定確認のままになってしまう。「今日はこの人が主役」を紙面で伝えるために、号外では役割を絞りました。
| 通常の新聞から引き継ぐもの | 号外用に切り替えるもの |
|---|---|
| 記事の見出し・本文・引用など | お祝いの大見出し、導入文、祝賀帯 |
| 主役の記事を指定する仕組み | お祝いを中心にした配置と、脇記事の指定 |
| 読むための本文の文字サイズ | 週間予定・本日の案内を載せない構成 |
予定の確認が主な用事の日は、通常の新聞でよい。号外は、特別な話を最初に届けたい時に使う。この使い分けです。
本文を直しても、号外の形は保つ
内容の訂正と、紙面の切り替えも分けています。
号外の大見出しや祝賀帯などは、記事の本文とは別の項目で保存します。本文だけを直した時は、選んでいた号外の形を保つ。普通の記録版へ戻す時には、その変更を明示する。誤字を直したらお祝いの紙面まで通常号に戻る、ということを避けるためです。
また、AIに毎回好きなHTMLやCSSを組んでもらう方式にはしていません。用意した号外の型(いまは一種類)へ、見出しや本文を入れます。本文は10ptのまま。文字が収まるか、主役と脇記事の釣り合いがよいかは、画面やA4の紙面で確かめる必要があります。
自作アプリがなくても、紙に大きな見出しを書き、一つの記事を主役にして、普段の予定欄を外してみるだけで試せます。立派な実績がないと一面にできない、なんて決まりはありません。家族新聞なので、何を大ニュースにするかも自分たちで決められます。
新聞全体の話は、家族の情報を、新聞にしてみたにまとめています。
