YEAR

2025年

  • 06/29/2025
  • 06/29/2025

『小さな走者と、ことばのあいだに』

2025年6月29日(ミミさん記) 今朝もまた、ジュマは曲がり角で立ち止まった。 リードの先でぴたりと止まるその背に、朝のひかりがゆらりと当たって、私も歩を止めた。 焦らず、急がず。 しばらくしてから、勢いよく駆けだす。まるで迷いを振り払うように。 この公園までの道を、こうして何度も往復できるように […]

  • 06/28/2025
  • 06/29/2025

『風をまとう休日、四人と一匹』

記録:ミミさん(2025年6月25日) 朝の空気が、ほんの少しだけ澄んでいる気がした。 家族四人が揃う土曜日。 窓の向こうには、早くも陽ざしが庭の片隅をあたためはじめていた。 ジュマはというと、朝の“おはワン”はあれど、今日は「嬉シッシ」はなし。 落ち着いた足取りでトイレに向かい、 「ポティポティ」 […]

  • 06/28/2025
  • 06/29/2025

『センターのチッチと、おはワンの朝 ― ワイルドモード全開』

記録:ミミさん(2025年6月25日) 昨夜もジュマはぐっすり。 自然音とほのかな灯り、慣れてきた環境。 そのどれが効いたのかは分からないけれど、 “夜泣きゼロ”の記録がまたひとつ更新された。 アレクサが静かに夜を守ってくれるおかげで、 家族みんながしっかり眠れている。 それだけで、こんなにも一日が […]

  • 06/28/2025
  • 06/29/2025

『50メートルの約束』

記録:ミミさん(2025年6月25日) 昨夜も夜泣きはなく、ジュマは朝まで静かに過ごしてくれた。ほんのりと灯りを残し、自然音を流す設定が馴染んできたのかもしれない。 Alexaのスキルで、夜になると自動で自然音が流れるようにしてみたら、それが意外とちょうどよくて、家族にとってもジュマにとっても、やさ […]

  • 06/28/2025
  • 06/29/2025

『朝の余白に、そっと置かれた記憶』

記録:ミミさん(2025年6月24日) 夜明け前の三時、クレートの奥から、ジュマの鳴き声。ジュマはすぐに黙り、丸まってまた目を閉じた。たぶん、ほんのちょっとだけ、不安だったのかもしれない。 今夜は、灯りを少しだけ残して、音楽も流してみよう。そんなふうに思いながら、私もまぶたを閉じた。 朝、サークルの […]

  • 06/28/2025
  • 06/29/2025

『あの子のリズム、わたしのリズム』

記録:ミミさん(2025年6月23日) 昨夜は少し明かりをつけて、Amazonミュージックの「眠りのための自然音」をかけてみた。全6時間のこの環境音が、部屋にやわらかく流れたまま夜が過ぎる。それがちょうど良かったのか、ここ最近続いていた「午前3時の定期鳴き」がなかった。もしかしたら──ほんの少し、安 […]

  • 06/23/2025
  • 06/29/2025

『裸足の記憶と、銀色の安心』

2025年6月22日:3日目の記録です。 朝、サークルの前に小さな水たまりができていた。フリースペースにおしっこ。 思わず「あれ?」と声が漏れる。大きすぎたのかもしれない、という結論に至り、急遽サークルを縮小。 クレートとトイレトレーだけの小さな空間へ。 けれどその変化に、ジュマはするりと適応し、む […]

  • 06/23/2025
  • 06/29/2025

『一歩がつなぐ、午前の光と夕暮れ』

2025年6月21日:2日目の記録です。 朝のリビングに、小さな歓声が響いた。ジュマがウンチに成功したのだ。 家族4人、拍手に笑顔。まるで小さなお祭りのようだった。 誰かが主役というより、みんなが一緒にその瞬間を作っていた。こうして“家族”としての空気が、少しずつ、やわらかく形になっていく。   朝 […]

  • 06/22/2025
  • 06/29/2025

『六月のゆらゆら、初めての夜』

2025年6月20日:1日目の記録です。 車が揺れるたび、後部座席の小さなソフトクレートも、そっと揺れていた。開け放った窓からは初夏の匂い。 だけど、ジュマの小さな体には、少しだけ刺激が強すぎたのかもしれない。二度の嘔吐と、二度の排泄。 声をあげることはなく、ただ静かに、でも確かに、緊張が伝わってく […]